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「また逢いたい 戻ってきて欲しい・・・」
想う気持ちは気ばかり焦って仕方ないけれど居てもたってもいられなくって 先日あの子に似た子を見たと言う情報があった場所へと行ってみました その場所は大きな道路があり週末の早い時間にも関わらず人や車の通りも激しい 2ヶ月たらずの場所成猫とは言えうろうろと歩くには厳しいなと感じる 情報では近所にある病院へ向かう途中の道で見掛けたとの事 一つ通りを奥に入れば昼は抜け道として使われる路地があり小さな飲み屋さんが所狭しと立ち並ぶ 居るなら隠れる場所が沢山あるこっちの通りだよねぇ、、、 昼は路地で休み飲み屋さんがお店を開ける時間には中へ入るそんな姿が浮かんできた 途中地元のおばあさんにあの子の写真を見せれば 「猫は漁師の守り神漁師街に生まれ育ったから気持ちわかるよ」と 気にして見てくれると有難い言葉を貰った 「住めば都」と言う言葉確かにあるでもあの子が6年間暮らした海が目の前に広がり 仲間猫さんや何より親のように慕う漁師さんがいる漁港とは全然違う場所 「どっちで暮らしたいか猫自身に決めさせる」と漁師さんは言っていたけれど あの子にとってどっちが幸せか自ずと答えが出てきてしまった 姿を確認する事は出来ずこの地を後にしいつもの漁港へ訪れる 僅かな期待であの子が寝床としてた廃船を覗いてみれば 中には発砲スチロールで作られたベットだけがポツンと置いてあるだけ お家も本来の住人の帰りを待っているね・・・ 馴染みの定食屋さんのお姉さんから漁師さんは今日もあの子を探しに外へ出ていると聞く どうかどうかあの子が見つかりますようにと祈らずにはいられません あの子の帰りを猫さん達も漁師さんたちも皆待っているんだから 大丈夫きっとまた逢えるからね皆! Top▲ |
by photographer_anyo
| 2010-06-21 00:21
| 遠くの猫さん
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